佐倉市『西田市長フォトレポート』より 　〜畔田地区訪問（8/8）〜

地域の力が問題解決〜里山の廃ヤード無償撤去〜

佐倉市の複数地区にまたがる『佐倉西部自然公園(仮称)』。その一角にあった廃業した民間会社の作業場（ヤード)を無償撤去したとして、市は、中古トラック販売会社のイラン人経営者ラシカリ・アジズさんと、畔田里山協力会に感謝状を贈呈しました。

廃業後、長年放置されたままの状態で、周辺をヤードや木々に囲まれた場所のため、不法投棄も行われていた。

ヤード内は約1000平方メートルあり、試算で200万〜300万円近くかかる撤去作業を無償で請け負ったラシカリさんは、「すぐ近くの野球場に行く子供たちの安全を守れることが一番うれしい」。地域の粟飯原さんは、「素人ではとてもできない作業。見違えるほどきれいになった。アンディ（ラシカリさんの愛称)には感謝しかない」と頭を下げた。

西田三十五市長は、「長年の懸案事項で本来、佐倉市がやらなければいけないことだが、なかなか予算が伴わなかった。（撤去で)環境面、景観的にも整備できて感謝したい」と話した。
　　　　　　　　（千葉日報新聞8/18付より）